パソコンやスマホ・タブレットなど多くの情報端末が広まり、いつでもどこでもググれる(Googleで検索)ようになった今日では、ビジネスにおいてホームページを持つことが必須条件となっております。
でも、ホームページを持つために「何から始めたらいいのか?」「お金はいくらかかるの?」
そんなあなたのために、ホームページ運用に必要なものと費用を解説します!
ホームページに必要なものと費用
ホームページ運用に必要なもの
最低限ホームページの運用に必要なものは、次の3つです。
・ドメイン
・サーバー
・ホームページ
それでは、一つずつ見てみましょう。
ドメイン
インターネットで何か検索している時に、ブラウザ上部に「http://yahoo.co.jp/」など「http://」で始まる文字列があるかと思います。
これがURLで、「http://」の後ろの「yahoo.co.jp」がドメインです。
ホームページを「家」に例えるなら、ドメインは「住所」的な役割を持っています。住所と同じように、ドメインも既に登録されているものは取得できません。
お名前.comなどのドメイン取得業者を通して、自身のビジネスの特徴などを基に「世界に一つだけのドメイン」を登録することになります。
次に述べるサーバー業者によっては、無料のドメインが割り振られるところもありますが、本気で運用するのであれば「独自ドメイン」を取得することをオススメします。
料金も年間1,000円くらいなので、結構リーズナブルです。
サーバー
ホームページが「家」、ドメインが「住所」であるならば、サーバーは「土地」的なものです。
土地がなければ家は建てられません…普通は。
サーバーにも、マンションの一室を間借りするような「共用サーバー」や、一棟まるまる借りる「専用サーバー」などがあり、それぞれ自由度や安定性が違ってきますが、最初のうちは安い「共用サーバー」でいいと思います。
ほとんどの場合はサーバーを提供している会社から借りるレンタルサーバーを利用することになります。
有名なところで数社ありますが、お手頃なところではさくらサーバーやロリポップなどが挙げられます。
料金は100円/月〜と安いですが、満足に使用するなら「スタンダード」プランの500円/月くらいのスペックは欲しいところ。
ホームページ
ホームページは訪れた人に滞在していただく、「家(コンテンツ)」です。
最近では様々なプログラムを組み込んだものが主流となっているので、プロにお願いすることが多いと思います。
ホームページのクォリティが低いと、せっかくお客さんが来てもすぐに帰っちゃったり、お店(会社)のイメージダウンの原因となります。
そもそもGoogleさんに気付いてもらえない(検索してもでてこない)…ということになります。
ホームページを外注する際には、適切なアドバイスをしてくれる信頼できるところにお願いしましょう!
※SSL証明書
【2019年10月からGoogleからの発表により必須化されました】
最後に「必須」ではないですが、ホームページのセキュリティーを重視するのであればSSL証明書の取得をオススメします。
楽天などのネットショップやfacebookなどSNSのURLを見ると、先頭が「https://」で始まるものが多いと思います。
SSL証明書はお客様の入力された情報を保護してくれますので、必須ではありませんが、情報漏えいを防ぐための安心材料の一つとして導入されることをオススメします。
HIPOTAMAの運営する民族雑貨専門店「旅する雑貨屋ゆいゆい堂」のオンラインショップでは、近々サイト全体をSSL化する予定です。
ホームページ運用に必要な費用
それでは、ホームページを1年間運用するにはどれだけの費用がかかるのでしょう?
大雑把ではありますがあくまでも「例」として出してみます。
・ドメイン → 1,280円(.comの場合)
・サーバー → 6,180円(さくらサーバー「スタンダードプラン」の場合)+1,029円(初期費用)
・ホームページ → 250,000〜500,000(制作費:ブログ+レスポンシブの場合)
・SSL証明書 → 1,620円(ラピッドSSLの場合)
以上のことから、初期費用として約300,000円。
その後の運用費として年間7,460円ほどが最低限必要となってくる費用となります。
この費用を安いと見るか高いと見るか。
使いようによっては、店舗の家賃や営業マンを雇う人件費と比較すると、費用対効果が抜群に高いツールだと思います。
まずは「予算」と「最低限これだけは!」というものをしっかりと決めて、制作会社に相談してみてください☆